BLOG

社長の独り言

【アホリズム⑧】 サーバを自動監視するツールを無償で提供しています

2014.09.20

オーバルテクノロジーでは、自社で利用している文書、ツールなどを機会があれば、協力してくれるシステム会社に無償で提供しています。 設計書のフォーム、自社開発ライブラリの一部など、システム開発に便利なツールです。

そのなかで実は画期的なのではないかと思われるのが、サーバを自動監視するためのツールです。 提供した会社から会社へ流れて、多くの会社で利用されているようです。 おそらく、オーバルの発明品であることすらも知らずに、利用されているのではないかと思います。

サーバの自動管理をするツールは、オーバル以外のものでもいくらでもあるのですが、オーバルが開発した自動管理ツールは、ちょっとした発想の転換により、非常に簡単に、どんな自動処理もできるようなものです。 しかも、自動処理を実行するサーバには、何もインストールする必要もなく、設定変更をする必要もなく、どこに設置してあるサーバでも、どんな自動処理もできるようになります。

通常の自動管理ツールは、管理されるサーバに、自動処理用ツールをインストールし、複雑な設定を行って、自動処理を実行、管理するようになっています。 わざわざツールをインストールしなくてはならないので、監視するためだけにシステムを変更しなくてはなりません。 また、監視ツールが問題を起こす場合もあり、問題を監視するためのツールが問題を起こして、監視ができなくなったりします。

オーバルの監視ツールは、監視されるサーバは、何も手を加えませんので、監視ツールが問題を起こすことはありません。 このように監視、管理する方法を「非破壊型管理ツール」と言います。

秘密は簡単です。 サーバを管理運用するためには、人間がターミナルを用いてサーバにアクセスし、サーバの状態を確認、必要であれば何かしらのコマンドを打ち込み、サーバに処理をさせます。 監視作業は、アクセスは遅くないか、メモリは足りているか、ディスクは足りているかなどが良くある確認事項なのですが、これは、ターミナルからコマンドを打ち込むことで確認するのです。

オーバルの監視ツールは、この人間がターミナルから実行することを、あたかも人間が実行しているかのごとく、そのまま自動化しているだけなのです。 そして、人間が見て問題だと思う部分があるのであれば、事前に条件を設定し、その条件を超えている場合は、メールを送信するのです。 人間がやることをそのままツールがまねしてやるだけなので、人間が出来ることは何でも出来ます。どんな自動処理も実現可能です。

サーバ運用の中でも、自動監視、自動処理は、高額な料金を取ることが多いのですが、このツールがあればどのような自動処理も、かなり簡単に実現できます。 オーバルでは、特段の料金を設定せずに、これら自動処理を提供していますが、他社でそのようなサービスは見たことがありません。 もしかしたら、オーバルから流れた自動処理ツールを使って、高額なオプション料金を取っている会社もあるかもしれませんが、そのことについては触れないことにします。

CONTACT

お問い合わせ
まずは、お気軽にご相談ください。
03-3230-9770 03-3230-9770
11:00~18:00(土日祝日除く)