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社長の独り言

【アホリズム⑱】 技術よりも大切なこと

2014.09.30

企業向け業務システムは、企業運営そのものであるため、開発にあたっては、企業のマーケティングから、販売、製造、伝票処理から、給与計算、会計処理まで、基本的な知識が必須です。 加えて、コンピュータを用いてシステムを開発するわけですから、コンピュータの知識がなくては当然システムを開発することはできません。

ITといわれるものは、コンピュータおよびネットワークに関する技術がメインとなり、業務システムもIT分野ですので、技術的側面がどうしても重要視されます。 しかし、業務システムは技術的につくれる能力があったとしても、業務の知識がなければ何をつくればよいのかわからずシステムとして機能しません。 多くの業務システムがどこか中途半端な機能となってしまう理由はここにあります。

また、従業員一般を見てみれば、それぞれ担当の範囲内で業務を行っており、販売の担当は販売の知識、経理の担当は経理の知識しか持っていないのが普通です。 総合的業務知識は獲得することが大変難しく、業務内ではその総合的知識をつくる機会も通常はありません。

業務システムを開発することは、このような得がたい知識とそれを実現する方法を兼ね備えていなければ成立しない作業なのです。

オーバルテクノロジーは、業務システム専門会社として、業務理解を進め、業務をいかにコンピュータとネットワークシステムに落とし込むかを日夜研究しております。 また技術にこだわるのみならず、どのようなシステムが企業業務に適合するのか、どうしてこのようなシステムは業務にうまく利用できないのかを経験として蓄積し、それらを文書にまとめて社内ノウハウとし、管理、運用に活かしております。

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