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社長の独り言

【アホリズム⑮】 設計書は必要なものだけ作成する

2014.09.27

通常、パッケージと称するシステムや、開発請負で作成されるシステムでも、設計書作成は別料金となっている場合が多く、手元に設計書は残りません。 いざ、システムの問題を修正しようとしたり、機能を増強しようとしても、他の開発業者ではどうしようもなく、最初に開発した業者にお願いしなくては修正できません。 しかも、当初の開発業者であっても、設計書を作成していない場合も多く、ある程度の期間が経ってしまうとどのような仕様になっていたのかもわからないということがよくあります。

オーバルテクノロジーでは、「標準設計書」を規定し、どのような規模のシステムでも必ず設計書を作成し、別料金なしでシステムと共に納品いたします。 多くのシステムが設計書を作成しない理由のほとんどは、設計書を書くのに多くの時間を必要とし、肝心のシステムを作成する時間がなくなってしまうからです。 あわせて、手間のかかる設計書を効率的に作成する方法論を持たないからです。

オーバルテクノロジーの設計書作成では、必要なものだけを作成する方針をとっています。 すべての設計書を揃えるとなると、膨大な量の文書を作成しなくてはならない状態となる場合がありますが、わざわざ文書にしなくても、当たり前のこと、重要でないことが多くあります。 これらの文書は必要と判断しなければ作成せず、その代わり重要と思われる文書、必要と思われる文書をしっかり作成します。

比較的難しいシステムでは、確認しなくてはならない事項が多数にわたり、必然的に設計書が多くなります。 簡単なシステムでは、画面で実現される機能程度を定義し、設計書を簡素にする方法とします。 最低限必要な設計書のみを作成することで、システムの機能理解と、将来的な修正に備えた有用な文書保存が両立できるのです。

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