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社長の独り言

【設計論①】 設計とは何か

2022.04.01

現代社会は人工物であふれています。 人工物とは、人間である誰かが思いつき、制作し、形になったものです。 人間は可能性を模索し、計画し、実施する本能を持ち合わせている様で、世の中にないものを妄想し、模索を続けることで、数々のことを実現してきたとしか言いようがないと思います。

設計とは、人間の思いつきを具現化する方法です。人間が思いついたものは、方法論さえあれば実現できますし、時間と労力を無視するのであればどんなことでも実現できます。

しかし、時間、労力、費用などの制約事項は、絶対的なものから、単なる無知までさまざまであり、あまりにも多様で複雑なので、通常の範囲では、完遂不可能なレベルの制約となります。 何の方法論もなく、実現しようとしても、普通はできないことなのです。

設計では、未知の問題は論理でカバー、齟齬の問題は調整でカバー、手間の問題は組織でカバーなど、普通にやっているだけでは到達できないことを方法論を使って到達しようとします。 通常できないことを科学的、経験的知識を駆使し、実現可能な状態にする方法論が設計です。

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